「ごめんね青春!」が好きだ。

「ごめんね青春!」見てますか?

すっごく好きなんです、このドラマ。

最初はなんかわちゃわちゃしてる学園ドラマだと思ったけど、どんどんおもしろい。

もっと早くにブログ書きたかったのですが、一回書いたのが消えちゃったりでもう最終回直前になっちゃいました。不本意。

 

 

今クールはいいドラマが多いようで、その中でも「ごめんね青春!」と「今日は会社休みます」は録画してちゃんと見ています。世間の女子と同じように田之倉くんに毎週キュンキュンしているので「今日は~」ももちろん好きなんですけどね。

 

 

原平助役の錦戸亮さん、蜂矢りさ役の満島ひかりさんが主演。

錦戸さんが先生役なんですね…「1リットルの涙」では生徒役で3月9日を歌っていたのに…

 

見ていない方のために公式HPからあらすじを引用。 

静岡県にある仏教系男子校の教師である平助は特別な人間ではなく、むしろごく普通の感覚の持ち主。ただ、14年前に起こったある不幸な事故のために、平助の人生は大いに狂ってしまった…。

それ以来、地元に、そして母校にとらわれて生きてきた平助。そんな折、学生数の減少により彼の勤める男子校と、同じ地域にある女子校が来年から合併することになる。
さらに、合併前の 「お試しイベント」 として両校合同の文化祭が開催されることに。
平助は 「文化祭を成功させる!」 という目標に向かって全身全霊でまい進するが、毎回起こるすったもんだの事件を乗り越え、ついに平助の努力は実を結び、男女合同の文化祭が大成功を収めるというのが最大のクライマックス。
登場人物全員が明確な動機をもって自分が正しいと思うことをやっているだけだが、それぞれの思惑が文化祭で結実する… そんな青春ドラマをお送りする。

 

 はい、確かに現実とはかけ離れている部分も大きいです。ドラマですから。(身も蓋もない)

でもね、生徒が”生徒A、生徒B”ではなく、ちゃんと一人一人意味をなしていると思うんです。一言一言のセリフが胸をうつものが多くて。他の登場人物でさえ、一平たんもえれなっちょも富永先生も三島コロッケまでも、大切な意味をなしていると思うのです。

 

 

他にもたくさん登場人物がいてそれぞれ本当に好きなのですが、私は黒島結菜さん演じる中井貴子さんが好きです。三女の生徒会長で、論理的かつ合理的に物事を判断します。見た目も清楚でTHE生徒会長。更にインターハイ出場経験もあるという完璧な子です。

最初は合併に大反対で原先生にも反抗していました。でも周り同様に少しずつ男女共学を望むようになっていきます。しかも、あんなに嫌いだった原先生に恋をし、告白してしまうのです。でもそこに突然の転校が待ち受けていました。湿っぽくなるのは嫌だ、という理由で海老沢以外の誰にも打ち明けず、担任であり好きな人である原先生にも、あと一歩のところで話すことができないままでした。しかし、転校当日、歩道橋から大弾幕を垂らし、みんなで中井さんを見送るのです。

真面目でまがったことが嫌いで優秀な中井さん。共学クラスになったときも男子のことが鬱陶しくて、冷たい言葉ばかり浴びせていました。でも原先生の想いが通じ、段々と素直に心を開いていき、原先生の宿題に、男子を「アリ」と読むという結論を出しました。

好きな人は元々大嫌いな人で、しかもこんなにも身近にいる先生で、周りにも相談できず、でも自分の気持ちに嘘はつけず、中井さんの真っ直ぐな瞳の先にはいつも原先生がいると思うと、こちらまで胸が苦しくなりました。駅伝大会も文化祭の準備も、勉強同様一生懸命こなし、一人で居残りしてつらいときも原先生を見たときは笑顔がこぼれる。なんてかわいいんでしょう。

話はそれますが、黒島さん、本当に美少女ですね。他に何か出ていますかね。 

 

 

 

現実とかけ離れているのですが、それでも人の心の動きは中井さんのようにリアルな部分が多いと思うのです。私がこのドラマが好きな理由の一つだと思います。めんどくさいヤツらだと思っていたお互いを協調しあうようになったり、恋愛なんかしたことなかったのにふとしたことで運命を感じちゃったり。見ながら笑っちゃうけど、こういうところによって「ごめんね青春!」の世界にはまってしまうのですかね。

 

 

そして毎回ある錦戸さんが教卓で語るシーン。泣く子も黙る、ただただいい話です。

先日の9話では、文化祭を明日に控え、

「寒いことやってるヤツのほうが 寒いってバカにしてるヤツより 熱い!」

このセリフが寒いですよ。でも、原先生、熱いんですよ。

普段はなよなよしてて蜂矢先生と並ぶと女々しさMAXでただのヘタレの原先生ですが、生徒のためになると素晴らしい先生に生まれ変わります。こんな先生に出会いたかった。やっぱり錦戸さん、いけめんだし。

 

 

脚本の宮藤官九郎さんは、学校を舞台にして「理想郷のような青春」を描きたかったそうですが、本当に素敵すぎる青春だと思います。泣きたくなるくらい共感したり、うらやましかったりで、毎週泣いてます。

 

ああ、いいドラマだなあ。いい学校だなあ。青春だなあ。青春っていいなあ。

ポスターとかに書いてある、

「青春ほど楽しい授業はなかった」

サブタイトルですかね?本当にその通りだと思います。これだけで何時間も語れそうだしこれだけで涙出そうなくらいのいいタイトルです。

 

 

予告では「青春は返さなきゃいけない」とかなんとか言ってましたね。原先生にとって青春は裕子への気持ちと放火のことだったのかなと思うので、どちらも何かしらのケリがつくんでしょうね。怖いけど楽しみ。でも聖駿高校みんなの青春をもう見れなくなっちゃうのは寂しい。

原先生の幸せを祈ります。

 

 

来週14日は選挙のために21日が最終回です。

選挙で1週あくのは見ていなかった方のためでしょうか!!

最終回までにまだ時間はあります!ぜひ動画などで見てみてください。