NEWS LIVE TOUR 2015 White@大阪城ホール

2013年9月7日の東京ドームでの10周年アニバーサリーコンサート以来のNEWS単独コンサート。

全国ツアーにも関わらず、今回はご存知のように、倍率がものすごく高く、全滅した方も珍しくないほどでした。

①前回までは東京の秩父宮と神戸のほっともっとフィールドでおよそ3万人のキャパの野外会場での公演があったが、(しかも倍率の高いツアー初日にあった。)今回は、地方はどこも1万人キャパがほとんど。

②1年ブランクが空いた。個人活動が多く、NEWSの人気があがった。

小山慶一郎さんの誕生日公演をのぞく、全てが土日公演。春休み、GWもはさむ。

などなど、さまざまな要因はありましたが、まさかここまで外れるとは思っていませんでした。

私も初日の名古屋公演のときはまだ学生で、学生最後のコンサートにどうしても行きたかったのですが、どう頑張ってもチケットは見つかりませんでした。

 

しかし、大阪城ホールでの5月2日2部の公演になんとか当たりました。奇跡。。

前日が小山さんの誕生日だったこともあり、大阪もどれも激戦だったようです。

1日の夜に新幹線で東京から帰り、2日に妹と参加してきました。

 

前々回は4人としての再スタートのツアーで、メンバーもファンも涙涙の特別なツアーでした。前回は10周年のお祝いで、これもまた、涙と笑いの記念ツアーでした。さて、今回はそういった特別なものは何もありません。ある意味、4人になって初めて、4人のNEWSの本当の実力が問われるようなコンサートなのかなと思っていました。メンバー本人たちも「真価が問われる」と口にしていました。

NEWSを見るのはカウントダウンコンサート以来でしたが、単独コンはとても久しぶりだったので、緊張と期待でいっぱいでした。席はスタンドの真ん中の方。位置は向かって左側、センターステージの少し後ろでした。説明わかりにくっ。

 

 

今回のコンサート全体の感想をいうと、今までの中で一番魅せるコンサートだったのかな、と思いました。「再始動」とか「記念」とかがない分、1つのコンサートをじっくりすごく楽しめました。音の聞こえ方や映像の見え方、空調にも不満は少なく、メンバースタッフ含めたチームが一丸となって1つのコンサートを作り上げているのが伝わってきました。毎回そうなんだけど、今回はなんだか特に感じました。大阪は2日間共暑かったのですが、1日目に冷房が入っていなくて増田貴久さんがMC中に怒っていたというのをレポで見ましたが(笑)その他の部分も、初日の名古屋公演から、1日目に不満が出たところは2日目には改善されていたようです。そしてこれも毎回だけど、やっぱりどの席でも満足して帰れるし、満足させようと必死になってくれているのがわかりました。

 

 

さて、ここから先は曲のネタバレを少し含みます。

手越祐也さんがセトリは見ないで来てほしい、といろいろな場面で切望されています。TwitterでMCのレポをしてくださっている方も、どうにか曲名は出さずにレポしてくれています。(感謝)私もそれを守ってコンサートに参加したため、ここでこの曲くるの~~~と感動することができました。

なので、まだ参加されてない方は見ない方がいいかもしれません。

忠告はしました。あとは自己責任でお願いしますね。。

 

 

あら見てしまうのね。では感想を。

 

 

 

 

 

 

 

予想通りMR.WHITEから始まります。

アルバムWhiteの初回盤のDVD映像の続編のような映像から、メンバーがステージに登場し、MR.WHITEを歌います。来るべきものが来た。テンションあがります。

 

続いて白い衣装からすぐにだぼだぼのカラフルな衣装に着替えONE-for the win-。

途中で止めたりアレンジきかせてきました。2曲目からワクワク感高めてきた。。

 

恋のABO。メインステージからセンターステージに歩いてきます。今回バックステージがなかったのですが、センターステージが少し後ろ目。Bメロの「ヒットなソングがバーン」を増田貴久さんはいつも「○○のおしりをバーン♡」と歌うのに、今回もそれを待って画面に注目していたのに、なんと普通に歌うではないか…!!しかもイケボ…!!逆にやられてしまいました。狙っていたのかこれは…。一緒に踊りましょう~という煽りがいつもより多かった気がします。手越さん小山さんがいちゃいちゃ。

 

NYARO。もう見る前から知ってたけどかわいいよ。。NYARO~~!と全力で叫びました。

 

挨拶。手越さんの「エンジェルちゃん」小山さんの「子猫ちゃん」増田さんの「化け猫さーーーん」加藤さんの「バカヤロー、俺の方が愛してるよ」いただきました。

 

 

weeeek。増田さんなかなか出てこないと思ったら、ステージの下から映像出演。そこでweeeekとカメラの前で白いペンで書いて曲振り。そのときの顔といったら。にーっと笑って小山さんに目細いぞと言われ、かっと見開き、にーっと笑い…ぶりっこしすぎ…。

 

恋祭り。この流れなんなんですか。初っ端から飛ばしすぎじゃないですか。最高。私は今回ナナナ人形を持って参加していたので、タオルが振りにくいこと。

バタフライ。KAGUYAのカップリング。この流れで「聴く曲」がきたので、思わずまじか…と一人でつぶやいてしまいました。増田さんが近くのリフターにきて、手をぶんぶんとしていて、私のブロックのファンはそれに倣ってペンライトをぶんぶん振り回していました。多分他から見たら異様な光景。。。あら、さっきから私増田さんの話題ばっかり。

 

フルスイング。一つだけ言わせてもらうと、この曲の始まりがトロッコに乗りながらだったのが少し残念でした。ただ何度聴いても感動するし歌詞を噛みしめて聴ける曲です。

 

ロメオ2015。きたよ。今回のアルバムの中でも1.2を争う私の好きな曲。錦戸亮さんと過去に披露したことのある曲ですが、今回小山さんが一人で歌い、どうしても残したかったということで音源化しました。賛否両論あると本人も言っていましたが、批判している方には一度見ていただきたい。大人の小山さんが醸し出す雰囲気には見入ってしまいました。最後ジャケットを脱いで去っていく姿はなんだか見てはいけないものを見てしまった気分でした。

 

ESCORT。小山さんが去っていったあとドアを閉めたドアマンが加藤シゲアキさんでした。加藤さんが小山さんをエスコートしていたなんて、なんて粋なコヤシゲの演出なの。カートに乗って移動したり、花をプレゼントしたり、ステージ上で物語が繰り広げられていました。加藤さんのソロは毎回安定して好きなんだけど、今回の演出も期待を裏切らないものでした。

 

KAGUYA。傘と黒というところから、ん?太陽のナミダ?とか思ってしまったけどKAGUYAでした。カウコンで初めて生で見て以来でしたが、もう傘の使いこなしは慣れた手つきでした。妖艶な世界観を堪能できました。

 

チャンカパーナ。KAGUYAの次のチャンカパーナ。NEWS何でもできます、と見せつけられた気がしました。6人のときはNEWSといえばweeeekだったと勝手に思っているんだけど、もう今はNEWSといえばチャンカパーナですよね。

 

WORLD QUEST。なんとRemixバージョンでした。これもアレンジ加えてきてました。増田さんのラップの「へっ」という(文字で書くと伝わらない感やばい)吐息まじりのところが強調されていてなんとも。

 

さくらガール。この曲は普通に歌うだけでも歌詞が切ないんだけど、4人のNEWSが歌うと切なさが増すんだよね。でも最後は1つに集まって増田さんの手から鳥が出てきたり、何か書いていたりしてほっこり笑顔になって終わるんです。今回はハートを逆向きに書いて「おしり」でした。そのあとに手越さんがおしりといえば桃太郎!という心底謎な発言をしていました。

 

Weather NEWS。これは前回の4+FANのような、みんなで合いの手を入れながら盛り上がる曲だと期待していた通りでした。最後に小山さんが映像でキャスターの縁取りをされ、「Weather NEWS」と歌っていて何ともシュールでしたが、CDを聴いたときから、小山さんが最後ソロなのは、このあと木原さーんソラジローと続けるためなのかと思っていたため、やはりそうだったのか、と思ってしまいました。

 

MC。Twitterでいろいろレポしてくださっているので、それを見た方が早いし正確ですが、NEWSみんな本当におもしろくなったなあと思いました。

・加藤さんの短編小説の話

・肩で笑うタイプの人をやる増田さんと小山さん、その流れから巨神兵をやる小山さん

・手越さん、小山さんの私服の話

・イッテQロケの話

・増田さんが税関で止められた話

ここでまさか自分から増田さんが下ネタぶっこむとは。

・キャラオケ18番で先生に教えてもらった発声法を4人全員、そして会場全員でやる

あとなんかありましたっけ。

天丼芸までモノにしてしまっていて、個人のお仕事をちゃんとグループに持ち帰ってきてくれていました。特に増田さんが個人的に良かった。もっとしゃべれなかったのに。手越さん圧倒されていたのに。いっぷくで鍛えられたね。涙

 

勿忘草。増田さんが「みんなまだ歌ってない曲とかあるよねー!アルバム聞いてきてくれたよねー!でもでもでもでも次はカップリングー!」という振りから始まりました。まさかこれを聴けるとは。1番しかないしっとりとした曲なので、聞き漏らさないぞという気持ちでじっくり味わっていました。最後の手越さんのソロサビは圧巻。

 

あなた。手越さんに感動していた次も手越さん。なんとピアノの弾き語りでした。嵐のDVDで二宮和成さんがソロ曲、虹を弾き語りをしていたのを見ていましたが、NEWSのメンバーがやってくれるとは。あの歌唱力を最大限に披露しつつ、完璧に弾き語るのはさすが手越さん。前々回はダンスナンバー、前回はバンドをバックにギターを弾いていましたが、毎回違う自分を魅せてくれる手越さんです。

 

Skye Beautiful。増田さんソロ。前々回のPeekaboo、前回のRemedyに続くダンスナンバー。今回はジュニアをつけず、一人でのダンスと映像で勝負してきました。サビのない曲のため、盛り上がり部分がない分難しかったと思いますが、ばっちりきめてくれました。CDで聴いたときにはよくわからないというのが正直な感想でしたが、これはコンサートで見るべき曲なんだと思いました。

 

Black jack-inter-からのBYAKUYA。このアルバム、そしてツアーの醍醐味の1つ。やっとここできたか。今までとは違い、一気に不気味な雰囲気になり、なんだか舞台の作品を見ているかのようでした。映像、ジュニアも含めた全員でBYAKUYAの世界観を表現していました。映像は少し怖かったですがwこのときは団扇なんていらなかった。ペンライトも演出の一つかと感じるくらいでした。

 

SuperSONIC。ふう、BYAKUYAで黒い幕を下ろしたあとにその流れでこの曲。予想通りのガシガシ踊るやつだ。かっこいい。魅せられている。

 

SNOW EXPRESS。まじか。冬ツアーでしか見れないと思っていて、今回も諦めていました。1番のサビであの振付をしようとしたら…なんとスタンドマイクで4人向き合って歌ってるじゃないですか…そのときの光の当て方といい全てが美しすぎて声が出ませんでした。時が止まったかのようとはこのこと。山下智久さんのラップ部分は誰が歌うのかと思ったら…4人で歌い繋ぎでした。もうなにこれ最高かな…。今まで見たスノエクとは全く別物の、大人っぽい仕上がりで、NEWSの新境地を見た気がしました。

 

Winter Moon。嘘だろ。まじなのか。Fighting Manのカップリングでありながら、今まで一度も披露されたことのなかった名曲。私はこの曲を聴いた当時から大好きで、そのときは6人だったけど、全員の声が上手くマッチしていて、絶対コンサートで見たいと思っていました。一緒に参加した妹と「スノエクやればいいな~」「Winter moonやってほしいのにな~」と話していたところでちょうど2曲が続いてくるなんて、まるで振りだったみたいじゃないか!!センターステージで披露してくれて、これはもう本当に感動してしまいました。何度でも見たい場面10選に確実に入ってくる。

 

NEWSニッポン。魅せる演出が続いたあとに映像。みんなで手拍子したり足踏みしたりしてウェブラックを倒していきます。転換中も飽きない。最後はTo North!To East! と、NEWSニッポンに繋がりました。チェックの西洋の軍服のような衣装で、個人的に今回の中で一番好きな衣装でした。

 

希望~YELL~、サヤエンドウとシングルメドレー。フレーフレーとみんなで踊りながら外周を回ってファンサの嵐。そしてサヤエンドウでは「~シゲ!」のコールもまだ健在していてなんだか嬉しかったです。サヤエンドウを聞くとなんだか懐かしい気持ちになります。NEWSのファンになったのはもう少し前だけど、CDをちゃんと買い始めたのがこれくらいだったので。

 

ポコポンペコーリャ。手拍子をお願いし始めて、4+FANかな?と思いきや、アカペラのポコポン。そうきましたか。増田さんの大好きなソロパートも近くで見れました。

 

4+FAN。この手拍子の流れできました。前回のツアーから間違いなく盛り上がる曲。身一つあれば他に何もいらない。ぱーんぱーん!ぱーんぱーんぱぱんぱーん!

 

SEVEN COLORS。本編ラスト。Whiteできたのに最後は7色に染めちゃうなんて。カラフルな衣装で楽しそうにジュニアと歌うメンバーを見てもう平和しか感じませんでした。ウェブラックなんて余裕で倒したぜ!!!

 

メンバーが去って間もなくNEWSコール。最初のNEWSコールは。私が声が大きいのもありいつも妹と一緒に先頭たってやり出し、頑張って波を作り出すのですが、アンコールはもうみんな待ちきれないという感じでした。

アンコール。White Love Story。そういえば本編でなかった。本編終了後、ステージ下で4人がLOVEという文字を書いて、それが曲名に繋がってスタート。書いているときに声は聞こえなかったのですが、手越さんがいつも通りカメラに向かってぶりっこ決めていたあとに小山さん加藤さんに顔をわしゃわしゃされていたりいつまでも見ていられる光景でした。今回はいちいち細かい演出が素敵でした。階段の上段に出てきて座りながら歌うのですが、小山さんの膝の上に手越さんが寝っ転がりいちゃいちゃし、それに嫉妬したのか加藤さんが手越さんの上にごろん。あとから出てきた増田さんは階段の下に一人で寝ていてシュール。それを見ながら手越さんと加藤さんがコソコソ話をしていたのですがその内容プリーズ!!!

 

渚のお姉サマー。これも前回のツアーでとても盛り上がった曲。花道を踊りながら。

 

愛言葉。アンコールラストの曲。10周年にNEWSみんなで作った大事な曲。リフターで上がりながら歌ってくれました。私の近くは小山さんでしたが、団扇の文字をしっかり噛みしめながら見ているようでした。フルスイングもそうですが、特別な曲を特別扱いするだけでなく、披露の仕方や歌うタイミング、公演の中での立ち位置は変わっても、その度にNEWSの想いをちゃんと受け取れられるような、みんなで育てながら味わえる曲にしていければいいですよね。

 

Wアンコール。NYARO。すっごいの聞かせて~~~!と言うので、ファン全力のNYARO。NYARO!だけアカペラでみんなでやりました。

 

大阪はFighting Manなかったです。個人的には見たかったけど。

 

 

あっという間の約2時間40分。

もう10周年超えたベテランでメンバーの年齢も30前後なのに、ファンとメンバーの間に甘い時間が流れていて、憧れの先輩を窓からのぞいているようなそんな雰囲気で、何度行ってもNEWSのコンサートは愛が溢れていました。

今までの特別感とは違う、1年ブランクがある中での「魅せる」ステージ。そのハードルがありながらもNEWSは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。毎回毎回最高のコンサートを塗り替えてきます。

次は東京ドーム。(それが終わったら生きていけるのか不安ですが)あと1か月、NEWSに会うまで頑張らなきゃ。