AKB48 38thシングル「希望的リフレイン」大握手会@幕張メッセ

12月23日。

学生時代やりたかったことの中の一つ、「AKB48の握手会に行く」が達成できました。

高橋みなみさんか、宮澤佐江さんがよかったのですが、申し込みが遅くたかみな先輩は売り切れてしまっていたため、宮澤さんを3枚購入しました。

 

24日のももいろクリスマスを当てることができたので、その前日から東京に来て握手会に臨みました。

22日の夜、ゼミのクリスマスパーティー(飲み会)があったあと、急いで夜行バスに飛び乗り、東京に着いたあとシャワーあびたり化粧したりとぎりぎりのスケジュールの中、幕張メッセに向かう電車の中、何度もしていたシミュレーションを頭の中で復習しました。

意外にも(?)女性アイドルとの握手は初めてです。でんぱ組.inc夢眠ねむさんとチェキは撮ったことあるのですが、握手はありません。男性アイドルは一度NEWSの4人としたことがあり、一瞬の間に、この世の者とは思えないほどイケメンすぎて緊張したのと必死に応援していることを伝えようとする気持ちで呼吸すらできなくなりそうになったのを覚えています。普通のことしか言えなくなるんだよね…

 

今回もせっかく参加できるんだから、オタクの方ほど情報を知っているわけでもコンサートに行ったことがあるわけでもないけれど、しっかりと気持ちを伝えなければと気合いを入れました。

 

幕張メッセに着くと、まるでお店が並んでいるかのように、生写真の交換を求める人でいっぱいでした。CDを購入するとランダムで一枚ずつついているのです。

私はSKE48高柳明音さん、チーム8の小栗有以さん、チーム8の人見古都音さんでした。勉強不足により高柳さん以外知らなかったのですが、初々しいポーズをとり、かわいらしく微笑んでいます。

 

 

中に入ると荷物検査。

持ち込める荷物は一点まで。中を確認され、ボディチェックもくまなくされました。台に上って行うので、他のオタクの方たちに晒されるわけです。

事件があった以来強化されたのか、一人一人とても厳しかったです。

 

 

さて、いよいよ列に並びます。

隣はSKE48柴田阿弥さん。カメラに抜かれるたび目をぱっちり開くことで2ちゃんねるを中心に話題ですが、サンタの服を着て、驚くほど目を疑うほどかわいかったです。え、ほんとに柴田阿弥さん?!とレーンを確認してしまいました。対応もとても良く、おじさんたちを笑顔にしていました。

 

 

私の宮澤さんのレーンには、噂に聞いていた通り女性ファンがとても多かったです。全体の3,4割は女性でした。小さい子どもがお母さんと並んでいる姿も何人も見かけました。

持っている握手券を見ると皆さん1枚~2枚が多く、意外と早く列は進みました。

私は3枚中まず1枚出しました。様子を見ようと。

 

そして宮澤さんが見える距離まで近づきました。「うわあ…佐江ちゃんだあ!!」私服で帽子を被っていて、かわいい…!!

以下が会話の一部始終です。

 
 
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宮「こんにちは~」
私「こんにちは、神戸からきました〜!」
宮「えー!遠くからー!名古屋の方が近いんじゃない?
わざわざありがとう!!」
私「いつも佐江ちゃんに元気もらってます!」
宮「とんでもないよ〜ありがとう!」剥がし「お時間でーす」
私「ありがとう、また来るね!」
宮「ばいばーい」
 
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普通だ。普通の会話だ。だが私は頑張った。何度も練習した通り目を見てしゃべれた。

握手してる間はすごくいい匂いがしました。

よし、いい感じだ。受付終了時間まであと15分くらいだったので、すぐにもう一度並びました。

 

次は2枚出しです。倍になります。

ただこれで握手券は最後。ちゃんと喋ろう…

 

  
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私「こんにちはー!」
宮「わーありがとうー!」
私「来週30日、私誕生日なんです!」
宮「え〜!!そうなんだー!」
私「22歳になるんですー」
宮「そっかー!それはおめでとうだね~~!!(噛みしめるように)
年末なんだね~今年はいい1年でしたか?」
私「佐江ちゃんの笑顔も見れたしいい年でした!」
宮「ありがとう~そんなの言われたら、泣いちゃうよーう!」「お時間でーす」
私「ありがとうね!!」
宮「うん、ありがとう!!」

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私は頑張った。誕生日なんです~か、来年から社会人なんです~か、どっちか言おうとして誕生日を選びました。こんな個人的なことよりも「佐江ちゃんの○○見たよ!すごいよかったよ!」とかの方がいいのかもしれないんだけど。「身体に気を付けて頑張ってね!」だけ言うの忘れた。いやもうそんなことどうでもいい。

ああなんという多幸感。とても素敵な一瞬でした。

グッズは長蛇の列だったし特に他に用事もなかったので、そのあとは現場からは離れました。

昼食のうどんを食べながら改めて自分のほっぺを手でそっと包み、あの場面を思い起こしながら噛みしめていました。

 

 

あんなに一瞬で人を幸せにしてしまうアイドルはやっぱりすごいし、あの一瞬を求めてオタクの方々は同じCDを何枚も購入するんだろうし、あの一瞬があるからこそ頑張れる人がたくさんいるんだなあ。